【意外と知らない】うさぎさんとにんじんの関係:本当に好き?与えてもいい?【ルピナスラビトリー監修】

“うさぎさんといえばにんじん!”──このイメージはとても有名ですが、実際のうさぎさんたちはどう思っているのでしょうか?にんじんが大好きなうさぎさんもいれば、まったく口にしない子もいます。今回は、うさぎ専門店ルピナスラビトリーの視点から、にんじんに対するうさぎさんのリアルな好みと正しい与え方を解説します。この記事の最後には、次回ご紹介する“にんじんを使ったおやつレシピ”のヒントにもつながる内容をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

実は意外?にんじんがあまり好きじゃない子も多いんです

アニメの影響で「にんじん大好き!」なうさぎさん像が浸透していますが、実際のところ、にんじん(特に根のオレンジ部分)にあまり興味を示さないうさぎさんも少なくありません。野生では葉の部分を少し食べる程度で、根を好んで食べる習性は確認されていないのです。

もちろん、食べる子はいます。ただし、にんじんはうさぎさんの主食ではなく“おやつ”に位置付けるべきもの。与えすぎには要注意です。

葉っぱは香り高くて人気!でもカルシウムに注意

にんじんの葉は、香りが強くてうさぎさんの食欲をそそる傾向にあります。ただし、カルシウムが多く含まれているため、特に尿石症を心配されているうさぎさんには頻繁に与えるのは控えましょう。与えるなら、週に1〜2回程度、少量がおすすめです。

直売所などで葉付きにんじんを見つけたら、ぜひ一度試してみてください。お気に入りの“特別なご褒美”になるかもしれません。
また当店でも無農薬のにんじんの葉を取り扱っております、とても人気を集めております。

乾燥にんじんは“甘み”で人気上昇中!

生のにんじんを食べないうさぎさんでも、乾燥にんじんならよく食べる子は多くいます。これは、乾燥させることで甘みが凝縮され、香りも際立つためです。

乾燥にんじんは市販でも手に入りますし、自宅で簡単に作ることも可能。スライスして干すだけのシンプルな工程で、安全な手作りおやつとして活用できます。次回の記事では、乾燥にんじん商品に特化した投稿を行っていきますので、ぜひお楽しみに。

いつから・どれくらいなら与えていいの?

子うさぎさんには、生後3〜4ヶ月を過ぎてからが目安です。この頃までは、牧草とペレット中心の食事で胃腸を安定させることが最優先となります。

にんじんの量は1日5g程度が目安。そのうちにんじんが占める割合は25%以内にとどめましょう。生でも乾燥でも、与えすぎは避け、1回の量は小指の爪ほどで十分です。

 

まとめ:うさぎさんの“おやつ”としてにんじんを楽しもう

にんじんはうさぎさんの主食ではありませんが、上手に活用することで食事にバリエーションを与えたり、ご褒美として役立てたりすることができます。特に乾燥にんじんはおやつの定番として人気急上昇中です。

うさぎさんの体調や性格に合わせて、少しずつ様子を見ながら与えてみてくださいね。

そして、次回のコラムでは「おすすめのにんじん商品」をご紹介します!うさぎさんとの絆をもっと深めていきましょう。

ご相談・ご質問があれば、いつでもルピナスラビトリーまでお気軽にどうぞ。飼い主様とうさぎさんの健やかな暮らしを心から応援しています。

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