年齢を重ねても、うさぎさんにとって牧草は大切な食事です。
ところが、若い頃は硬い牧草をよく食べていた子でも、シニア期に入ると少しずつ食べ方が変わることがあります。
「最近、硬い茎だけ残すようになった」
「以前より牧草を食べるペースが遅い」
「やわらかい葉ばかり選んでいる」
そんな変化が見られたときは、今のうさぎさんに合った牧草を改めて考えてみましょう。
年齢とともに好みが変わることも
うさぎさんも年齢を重ねると、食事の好みや食べ方が変化することがあります。
若い頃には気にせず食べていた硬い茎を残すようになり、葉の多いやわらかな部分から先に食べるようになる子もいます。
だからといって、「今までこの牧草だったから」と同じものだけにこだわる必要はありません。
そのときの食べ方に合わせて、牧草の硬さや種類を調整してあげましょう。
やわらかめの牧草を試してみよう
硬い牧草が食べづらそうな場合は、葉の割合が多いものや、比較的やわらかい牧草を試してみるのもおすすめです。
同じチモシーでも、刈り取り時期によって硬さが違います。
また、イタリアンライグラスや若いオーツヘイなど、チモシーとは違った種類の牧草が食べやすい場合もあります。
一種類だけで決めず、小さな袋からいくつか試して、その子が一番よく食べるものを探してあげるとよいでしょう。
香りも牧草選びの大切なポイント
シニア期になると、以前より食べることへの興味が弱くなる子もいます。
そんなときには、香りのよい牧草を普段の牧草へ少し混ぜてみる方法もあります。
新しい牧草の香りが刺激になり、牧草入れへ興味を持ってくれることがあります。
袋を開けたばかりの牧草は香りがしっかりしていますが、開封したまま長期間置くと香りが落ちてしまいます。
開封後は湿気を避けて保管し、その子が食べ切りやすい容量を選ぶことも大切です。
食べやすい牧草入れへ見直すのもおすすめ
牧草そのものだけでなく、牧草入れの高さや形が食べにくくなっている場合もあります。
高い位置に顔を上げないと食べられない、細い隙間から強く引っぱらないと牧草が出てこないなど、若い頃には問題なかった牧草入れが負担になることもあります。
牧草が取り出しやすいBOXタイプや、低い位置から食べられるものなど、その子の姿勢に合わせて見直してみましょう。
「年齢のせい」と決めつけないことも大切
シニアだから牧草を食べなくなった、とすべて年齢だけで考えてしまうのは注意が必要です。
突然硬い牧草を食べなくなった場合や、食事量そのものが減っている場合は、歯や口の中に違和感がある可能性もあります。
体重が減っている、よだれがある、ペレットまで食べにくそうにしている、うんちが小さくなったなどの変化があれば、早めに動物病院へ相談しましょう。
年齢を重ねても、できるだけ楽しく牧草を食べ続けてもらうために。
硬さ・香り・長さ・牧草入れの形まで、その子に合わせて少しずつ見直してあげてくださいね。



