うさぎさんの目の周りの毛が抜ける原因と対策

1. 目の周りの毛が抜ける原因

うさぎさんの目の周りの毛が短くなったり、サークル状に薄くなっていたりすると、飼い主様としては心配になりますよね。特に生後半年を過ぎた子うさぎさんは、成長期の終盤に差し掛かり、毛の生え変わりや体の変化が見られることがあります。以下では、考えられる主な原因について解説します。

(1) 換毛期の影響

うさぎさんの換毛期には、毛が部分的に抜けたり生え変わったりすることがあります。一般的に、顔の鼻先から頭部にかけて、または背中から腰へと毛が生え変わることが多いですが、個体によっては目の周りから抜け始めることもあります。特に初めての換毛期では、毛の抜け方にばらつきがあり、飼い主様が驚かれることもあります。目の周りの細かいブラッシングに関してはコームを利用すると手入れが非常に行いやすいです。

(2) 目の周りのこすれや刺激

うさぎさんが前足で目をこすることにより、摩擦で目の周りの毛が短くなることがあります。これは、目ヤニが気になったり、異物が入ってかゆみを感じたりすることで引き起こされることが多いです。また、ケージの金網やおもちゃなどに顔を擦りつけることでも毛が薄くなる場合があります。

(3) 皮膚の炎症や感染症

目の周りの毛が抜けるとともに、皮膚が赤くなったり、ただれたりしている場合は、皮膚炎や真菌(カビ)の感染症の可能性があります。細菌や真菌が原因の場合、早めに獣医師に相談することが重要です。

(4) ダニや寄生虫の影響

うさぎさんに寄生するダニやノミが原因で、目の周りの毛が抜けることがあります。かゆみが伴う場合は、頻繁に顔を掻いたり、頭を振ったりする仕草が見られることもあります。ノミダニ対策を行うには以下の様な商品が最適です。

(5) 栄養不足やストレス

毛の健康は、食事のバランスにも影響を受けます。ビタミンやミネラルが不足すると、毛の生え変わりがうまくいかず、部分的に薄くなることがあります。また、環境の変化やストレスが原因で毛が抜けることもあるため、生活環境を見直すことも大切です。

2. 目の周りの毛が抜けたときの対策

(1) 換毛期の場合

換毛期による一時的な抜け毛であれば、心配はいりません。以下のようなケアを行いながら、様子を見守りましょう。

  • 柔らかいブラシで優しくブラッシングし、抜けた毛を取り除く

  • 牧草をしっかり食べてもらい、毛球症を予防する

  • 部屋の湿度を適切に保ち、皮膚の乾燥を防ぐ

(2) 目のこすれによる影響の場合

目をこすっている様子が頻繁に見られる場合は、以下を確認しましょう。

  • 目ヤニや涙の量が増えていないかチェックする

  • ケージやおもちゃの配置を見直し、刺激が少ない環境にする

  • 必要に応じて獣医師に診てもらい、適切なケアを受ける

(3) 皮膚炎や感染症が疑われる場合

目の周りの皮膚に赤みやただれがある場合は、感染症の可能性があるため、早めに獣医師に相談しましょう。特に、うさぎさんが頻繁に掻いたり、不快そうな様子を見せている場合は、専門的な診察が必要です。病院で診てもらう必要があるのか、一度専門店やブリーダーへ相談するのもおすすめです。

(4) ダニや寄生虫が疑われる場合

ダニや寄生虫の症状が疑われる場合は、専用の駆除薬を使用する必要があります。自宅での対処が難しい場合は、動物病院で適切な治療を受けることをおすすめします。

(5) 栄養管理とストレスケア

毛の健康を保つためには、食事の栄養バランスを見直すことも重要です。

  • 良質なチモシーを中心とした食生活を心がける

  • ビタミンやミネラルを含むフードやサプリメントを取り入れる

  • 生活環境を安定させ、ストレスの少ない環境を整える

3. まとめ

うさぎさんの目の周りの毛が抜ける原因には、換毛期の影響や目のこすれ、皮膚炎、ダニや寄生虫、栄養不足やストレスなどが考えられます。まずは、換毛期による自然な生え変わりかどうかを確認し、異常が見られる場合は早めに対策を講じることが大切です。もし症状が悪化したり、長期間続いたりする場合は、迷わずにうさぎ専門店やブリーダー、獣医師に相談しましょう。